見る専のヘボ将棋指しが初段を目指すブログ

見る専のへぼが将棋初段を目指すブログです。毎日実戦譜を貼りつつ、棋士や棋界のことについて書いてたり。

ついに止まりましたね。
1月ほど前に19連勝だったとき、20連勝出来るかどうかが1つの分かれ目!みたいな事書こうと思ったんですよ。キリがいい数字なのもそうですが、19連勝って羽生さんを連想させるので、(王座戦とかNHK杯とか)それを超えるという予感で。
しかしそれから1月でもう10勝追加とは・・・30勝に一つ足りないというよりは過去最多の28勝をちょうど1つだけ上回って単独トップになるところにむしろ持ってるな、と感じました。

敗北が竜王戦本戦という事で、今年中のタイトル獲得の可能性はなくなりましたが、まだ14歳の藤井4段には最年少タイトル記録にはまだ3年ほど猶予があります。(現在の最年少挑戦、獲得は共に屋敷さんでそれぞれ17歳と18歳)これを更新する見込みは相当に高いと見るべきでしょうね。

次のチャンスは本戦に残っている棋王戦で、初戦豊島、次戦森内、その次は未定ながら羽生の可能性が高い、と相当大変な相手。これをくぐり抜けてくればまた一皮むけて強くなりそう。

この連勝で(非公式指標ながら)レーティング爆上げして1700近くにまでなってますね。でもこれでもまだ過小評価です。現在のトップグループが1800後半なので、今年度中にあと100は上がりそうですね。この辺もまた色々記録になりそうなんですが、いかんせん非公式の指標なので残念。


ついにレーティング1位の名人という名実とも人間最強がコンピュータと対決して敗れたという事で、内容面や昨年の山崎戦と合わせて、さすがにもう"ソフトの実力は人間を超えた"と言う他なくなりました。
佐藤名人には大変な敬意を払っておりますけど、失礼ながら予定調和感もありました。先手番の2局目は意地を見せて序盤優位に立ったものの、明確にチャンスや惜しいという局面も無く中盤以降ポナンザが力を見せました。

ドワンゴ側も展開をある程度予想したか、事前に人間対コンピュータという構図はこれで最後とのアナウンスが。引き際としては良いタイミングだと思います。

米長前々会長の始めた第一回電王戦から5年、色々ありましたね。半分ぐらいはニコ生にかじりついて見てました。
私は特に第二回の団体戦が好きで、サトシン戦や船江戦の棋譜は今でも度々見ます。素晴らしい名勝負ですし、人間対コンピュータというコンテンツが持つ旨味が全部凝縮されているような対局でした。他には第三回の屋敷戦、リベンジ森下戦、ファイナルの永瀬戦もとても良かったです。

今思えば反対も多かっただろうけど、それを押し切ってコンピュータとの対局を決断したのは素晴らしい事でした。それが将棋ファンの取り込みと8つ目のタイトルに繋がった。羽生さんがどこかで言ってた「テクノロジーの進歩って止まらないものじゃないですか?止まらないものに対してどうこう言っても仕方ない」っていうセリフ好きです。字面だけだったら悲観主義っぽく聞こえるけど、現実に直面した棋士の言葉としてはむしろ前向きに見えます。

電王戦の参戦も、今では結果論として良かったと言えるけど、それぞれの局面で自分に出来る最善の事を積み重ねていったからこその結果だと思います。AIに仕事を奪われる話だとか、日本の将来考えたりすると難しい気分になったりもしますけど、どうこう言ってもこの現実に生きて行く他仕方ない。そしてそれぞれの局面で最善を尽くす事。
ソフトと戦った棋士達に感謝と敬意を!

さて、月末になりましたが最近の将棋界は1週間毎に大きな話題がある感じですね。
それにしても叡王戦が公式タイトル昇格とは・・・全くの予想外でした。
電王戦辺りの頃はタイトル戦が増えるどころか減る心配してたのに。
しかも上から3番目の格という事で、名人、竜王同様複数冠時の呼称等特別扱いされるのかな?囲碁の方はビッグタイトルが3つなので将棋もそうなるとバランスがいいかもですね。

7番勝負の時期は3月~5月と名人戦の時期に被りますね。まぁどこに差し込んでも他のタイトル戦と被るしかないですが、前半タイトルに良く登場する羽生さんは名人戦、叡王戦、棋聖戦のトリプルとかありそうで、見る方は楽しいけどやる方は大変だ(笑

さて、一本目の話題はやはりこれですね。

いやはや、なんとも圧巻としか言いようがありません。
凄まじい勢いですがもはや勢いと言うのも失礼な感じですね。

この藤井四段、世間に注目されたのは四段になって5人目の中学生棋士(おまけに歴代最年少)が確定したころだと思いますが、将棋ファンにとってはプロ入り前から要注目の人材でした。
小学生で詰将棋回答選手権に優勝、更に連覇し3段リーグ入りして、もし一期抜けなら史上最年少のプロ入りか・・・!というあたりでかなり盛り上がっていましたね。

公式戦14連勝と未だ負け知らずですが、むしろ非公式戦の「藤井聡太炎の7番勝負」の結果が凄まじいです。(公式戦の方は言っちゃ悪いですが千田さん以外はまぁ特に目を引く面子でもありません。もちろん14連勝は容易くはない)
いや、あれ完全に見る人全員の度肝を抜きましたよね。羽生さんの名人ごぼう抜きでNHK初優勝の時以上のインパクトではないでしょうか?なりたてほやほやの14歳が

羽生(勝)佐藤康(勝)深浦(勝)中村太(勝)斎藤(勝)永瀬(負)増田(勝)

の6勝1敗とは・・・
事前予想では0~2勝が一番人気で自分もそう思いました。
だってどう見ても面子がガチ過ぎる!完全に殺しにかかってるとしか思えない(笑
まぁしかし真の天才というのはこういうものなのでしょうね。

羽生時代、或いは羽生世代時代が続いた後、現在は若手~ベテランまで入り乱れた戦国時代になっていますが、もはや藤井時代は時間の問題というのは将棋ファンの共通見解でしょう。

公式戦は今後竜王戦準決勝の対金井戦、決勝の対澤田戦辺りが大きなところ。
正直、炎の7番勝負の結果から言えば、勝って順当と言って過言では無いはず
他にはNHK戦で森内九段戦が見所でしょうか。

まだまだ連勝は止まりそうにありません。


追記
電王戦の時といい永瀬のこいつならやってくれる感はすごい
今将棋星人が攻めてきて、3番勝負なら、個人的に 
先棒 永瀬 中堅 渡辺 大将 羽生
でいきたい

さすがに一記事書いただけで失踪するのは我ながら情けない..( 一一)

特に言い訳も無く唐突に書き始めますが!(笑
最近の将棋界の盛り上がりはすごいですね。
ここ一年の話題を見ても、

羽生 名人失冠 佐藤天彦名人誕生!

スマホ不正疑惑(第一報を見た時には相当なショックでした)

電王戦 ついに名人がソフトと対決!

聖の青春映画化!(見ました!)

三月のライオンも映画化!

森内九段A級陥落→フリークラスへ

ひふみん引退確定 

5人目の中学生棋士藤井聡太四段爆誕!


大きなところをぱっと思いつくだけでもこれだけあります。
中でも大きなトピックは藤井四段でしょう。
数年前から将棋や棋士の一般露出が増えてきたなぁとは感じてましたが
勝つ度ヤフーのトップで速報が流れるのは圧巻ですね。

長くなりそうなので話題遅れの話も含めて個別に書いていきたいと思います。

最後に私自身の棋力ですが、

将棋ウォーズ二段になりました!

1年ぐらい前から始めて、初段まではすぐ到達したのですが、それから10か月ぐらいかかって2段にクラスアップ。鬼神は全く使用しておりません。モードは全て10分です。

まぁ連盟公認で賞状を得る権利が有るとはいえ、早指しのウォーズの段位が現実に通用するかは微妙なところですが、まぁなんとか初段のレベルには到達したかなーと。

なので、「見る専のヘボ将棋指しが初段を目指すブログ」改め、「二段(疑惑)の将棋ファンが将棋の話題についてだらだら書き連ねるブログ」という感じになるでしょうか?(笑

それでは改めましてよろしくお願いいたします。<(_ _)>

ご無沙汰しておりました、約1年と半年振りになります。。。

ここのブログの事は正直もう忘れかけていたのですが 、
久々にクレジットカードの明細見たら、ライブドアブログの月額料金が引かれていたもので
(棋譜置き場用のUPローダー使うために有料コースにしてました )

あっ!そういえば・・・

って具合に思い出しまして。。。

まぁさすがに荒野になってるでしょうし
さっさと解約してしまおうと思ったら、、、

更新してた時は1000人も行かなかったこの自己満ブログに
なんと3000人以上の方がお越しいただけていたようで・・・


さらにページランクが2になってたりして(これも当時は0のまま終わってたはず(笑)

このまま捨てるのも後ろ髪を引かれる感じになって
私自身今でも将棋は指す方、見る方共に趣味として続けていますので

しばらくこのまま更新再開してみようと思います!
電王戦の話題などもありますしね!

早速、成長の証?という感じで棋譜をお披露目しようと思っていたのですが、、、
ちょっとUPのやり方忘れてしまったので;;
また追い追い貼っていきたいと思います

今後、いつまで続くか分かりませんが
どうぞよろしくお願いします!

▲渡辺王座 対△羽生二冠

▲7六歩  3二飛! 

二局目は四手目で大盛り上がりでしたが
なんと二手目で沸かせるとは!!

ああああああ、これを序盤から見れないなんて・・・

また後ほど更新します 

(追記

なんという・・・・・・!

6六銀!

後年羽生善治三大名手とかに載りそうな
解説も言っていましたけど、まさに歴史的妙手でしたね 

いやしかし・・・
ほんとに千日手名局賞が来るかもしれない
今のところ全然可能性有りそう 

急いでなんか食べてまた観戦だ!
幸いニコ生追い出されないし! 

しばらく棋界の話も書いて無かったので、いくつかピックアップ

まずは羽生二冠が好調
先に結果知ってたけど銀河戦優勝!
JT杯は深浦九段を破ってベスト四入り 
最近相性悪気な棋王戦は木村八段を破り次の糸谷戦に勝てば敗者復活戦の権利
直前に5連勝ー1負けー6連勝ー2連敗ー10連勝という成績で
早くも30勝、8割近い勝率でレーティングも2位の渡辺竜王に70以上差をつけています

順位戦もそろそろ半ば
三浦八段が谷川九段に勝ち一足先に4勝を挙げました
羽生、渡辺の一騎打ちと思いきや・・・
しかしその両者をまだ消化していないので後半が鬼門ですね

今回は羽生ー渡辺戦が八回戦といいところにあるので最後まで緊張感があります
ただ既に竜王が一敗なのでまた羽生二冠が全勝街道だと逆に消化試合の可能性の有りか・・・
降級候補は0勝3敗で順位も悪い高橋九段と橋本八段
まぁ戦前の予想通りといったところ
今回はさすがに大丈夫・・・とは思うけど10位1勝2敗の深浦九段もまだまだ

王将リーグ開幕はいきなり挑戦候補の渡辺ー豊島戦から
千日手を挟んだ大激戦を制して渡辺竜王が大きな一勝
ここも羽生ー渡辺が最終局になってて面白い

新人王は永瀬五段対藤森四段の3番勝負に
個人的に永瀬には一回は取って欲しい

あと絶好調なのが今期まだ三敗の佐藤王将
大和杯では二度のクリックミスからの勝利という離れ業を成して優勝
ただ、その三敗が結構痛いところの負けなので気になるところ

まぁ何と言っても最大の注目は今日の王座戦です
これで羽生二冠が勝てば世代交代はまだまだという雰囲気
それと同一タイトル出場記録の単独一位も確定します

熱戦を期待したいですが、
今日は時間的に最後のほうをちょっと見れるかどうかという感じで残念、、
ニコニコプレミアム入っとけば後からでも見れたっけ?
うーんでもリアルタイムで見るから30分、1時間の長考でも楽しめるんだよなぁ・・・
お互い持ち時間を使い切る難解な終盤になってたら嬉しい

今日の棋譜



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お久しぶりですになってしまいました。。
せっかく続いてた連続更新記録もここまでですね
ここ1週間ほど更新できる環境に無かったので・・・
見に来てくれていた方には申し訳なかったです

さて、将棋の話題とは少し違いますが
10月1日より違法ダウンロードが禁止(刑事罰化)になったことは大きなニュースですね
ネット上の大騒ぎとは別に、世間ではあまり話題になっていないみたいですが

"違法ファイルと知りながら"って曖昧な条件もあるのに、もう少し宣伝した方がいいのでは
とも思いますが・・・

私は違法ダウンロードを取り締まるというのはある程度仕方無いのかな、という気がします
ファイル共有ソフトや、オンラインストレージで落としまくれるという状況はさすがにどうかと思いますし

個人的な感覚では・・・

P2Pソフトで落とす → 取り締まるべき
オンラインストレージで落とす(いわゆるweb割れ) → そのサイトを・・・と言いたいけどほぼ海外だし大量に落としてる人もしくは一回警告ぐらいしてから取り締まるべき
動画サイトからダウンロード → セーフ、地道にアップロード者を取り締まるべき


ただ、この法案、かなり曖昧な部分が多いようで具体的に何がアウトでセーフなのか
いまいちよく分からない点もあります

上にも書いたように”違法と知りながら”ってのは知らなかったとシラを切れるのか、とか
映像や音楽って書いてあるから
CD、DVDはアウトでゲーム、書籍は大丈夫なのか?とか
テレビ放送なんかでは、それが有償化やパッケージ化して金銭価値ができたらアウト
(逆に言えばそれまではセーフ?)とか
動画サイトで見るのはOK、ダウンロードはNG、でもそれを調べるのはどうするんだ、とか
(私はあまり技術的なことは詳しくないのですが、普通に見るだけでも一旦ハードディスクに保存されるのでCraving Explorerなんかで落とした場合と区別がつかないらしい)

そして結局申告性だから、著作権者が自分で調べて被害届を出さないとダメなんですよね
JASRACとかの超大手ぐらいしか難しいそう・・・
或いはいろんなところで、JASRAC的な著作権団体者が出来てくるかもしれない
テレビ、DVD、ゲーム、映画、アニメ、エロゲ等・・・
でかいところが音頭を取るのか、天下りの社団法人が出来るのか(それが狙い?)

これ真面目に取り締まろうと思えばおそらく万単位で捕まると思うので
とりあえずは見せしめ的に悪質なのを数十人逮捕して様子を見る感じになるのかなぁ 


ステーブ・ジョブズがこう言っていたのを思い出します

我々は違法ダウンロードと戦う。
訴えるつもりも、無視するつもりもない。競争する
」 

そしてiTunesとiPodを世に問いました

改めて偉大な人物だった思います
こういう発想は日本人にはできないのでしょうね
彼らは取り締まれば取り締まるだけ売り上げが伸びると盲信しているようです

倫理的な面で違法ダウンロード罰則化は賛成ですが、
彼らの経済的期待は、特に中長期的に見て
間違いなく裏切られるだろうと確信しています

今日の棋譜 

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当ブログではその時の気分次第で
段位だったり、さん付け君付けしたり、呼び捨て!?にしたりと
全く気にかけて無かったのですが、やはり多少は気を使うべきかなーと思いつつ
文章的な読みやすさ、ということもあって微妙なところ
なるべく最初は段位で、同記事内は以下敬称略という感じが理想かなぁ

ところで、棋士によって似合う敬称とそうでないのはあると思いませんか?
例えば羽生さんは自然だけど、渡辺さんはなんか変
渡辺竜王、あるいは単に竜王なら普通な感じだけど

そして羽生さんは9段なんて想像も出来ないけど、冠で呼ぶのもなんか不自然な気がする
羽生二冠とか三冠、竜王名人?うーん、なんとなく堅苦しいような
やっぱりキャラ的に羽生さんは羽生さんという感じ
どこかの書き込みで、

羽生さんは堅苦しい"19世名人"で呼ばれるよりも、
どこかとぼけた感じの"名誉NHK杯"の方が好きそう
なんてのを見た覚えがあるけど、確かに同感

森内名人は収まりがいいんだけど
順位戦、名人戦で異常に強いのも印象的
字面で言えば谷川名人が一番かな、キレがある
丸山名人もなんとなく悪くない


そういえば王座戦のニコ生解説で、豊川7段がやたら羽生氏とか言ってたけど
ハブシ? 羽生市・・・?みたいな
棋士に〇〇氏はなんかとても収まりが悪く感じる

それと〇〇プロってのもなんか違う感があるね
麻雀みたい

彼らは世間に”プロ”と認められていないからわざわざ”プロ”を強調してるけど、
棋士はもうそんなこと言う必要無いしね
厳しい三段リーグを抜けてきてるんだし、堂々プロでいれば良い

どちらも豊川氏だからちょいとおどけて言ってた感はあったけど

まぁあくまで私の感覚なのでどうなのかな?

今日の棋譜 

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